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変更ログ 2.096.1

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2021年4月23日リリース

2.096.1には21のBugzilla問題が修正されている。 多大なる感謝を 18人の貢献者 に感謝する。

D 2.096.1におけるすべてのバグ修正と機能強化のリスト。

D 2.096.1のすべてのバグ修正と機能強化のリスト:

DMDコンパイラのリグレッション修正

  1. Bugzilla 21229: [REG 2.080.2] コンストラクタ・フロー解析がunionを理解しない。
  2. Bugzilla 21687: 静的イニシャライザでCTFEポインタのエラーメッセージが紛らわしい。
  3. Bugzilla 21798: checkaction=contextがvoid型のテンポラリを作成する。
  4. Bugzilla 21806: オーバーロード選択がスライスを無視する

DMDコンパイラのバグ修正

  1. Bugzilla 19192: [間違ったコード] [クラッシュ] 共変数メソッド・インターフェース <- 抽象クラス <- クラス階層
  2. Bugzilla 20705: -preview=rvaluerefparam はテンプレート推論では動作しない
  3. Bugzilla 21799: CTFEがextern(D)クラスに対して基底クラスのデストラクタを呼び出さない

DMDコンパイラの機能強化

  1. Bugzilla 21845: preview=inを使用すると、ParameterStorageClassが正しく表示されない。

phobosリグレッションの修正

  1. Bugzilla 20886: std.process.browse が 256 文字以上の URL で動作しない。
  2. Bugzilla 21716: std.regex パフォーマンスのリグレッション(GC の追加割り当て)
  3. Bugzilla 21725: ビットフィールドの変数名にnullを指定すると失敗するようになった。

phobosのバグ修正

  1. Bugzilla 21702: std.algorithm.searching.startWithとendsWithの複数の検索語の制約で2次テンプレート展開を避ける
  2. Bugzilla 21721: std.BigIntsを組み込み浮動小数点型にキャストする際、-preview=dip1000を指定しないと動作しない。
  3. Bugzilla 21724: std.algorithm.mutation.copyが重複配列で失敗するのは、コピー元配列のポインタがコピー先配列のポインタより小さい場合である。
  4. Bugzilla 21758: std.experimental.checkedintの左辺が整数のopBinaryRightは+と-以外の演算子ではコンパイルできない
  5. Bugzilla 21801: std.typecons.ReplaceType がin のパラメータに対して動作しない

Druntimeリグレッションの修正

  1. Bugzilla 21709: std.conv.emplace が BetterC - 2.096 で使用できない。
  2. Bugzilla 21712: [REG 2.096.0] カバレッジ *.lst ファイルが破損することがある。

Druntime のバグ修正

  1. Bugzilla 21371: core.stdcpp.allocator:Adjust_manually_vector_alignedが無条件にセンチネルをチェックするようになった(Windowsのみ)。
  2. Bugzilla 21701: casWeakが実装されていない。

Druntimeの機能強化

  1. Bugzilla 21784: デタッチされたスレッドに参加するとsegfaultになる。

このリリースへの貢献者 (18)

このリリースを可能にしてくれたすべての素晴らしい人々に多大な感謝を捧げる。

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