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変更ログ 2.087.1

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2019年08月04日リリース

2.087.1には1つの大きな変更と33の修正されたBugzillaの問題が含まれている。 多大なる感謝を 24人の貢献者 に感謝する。

D 2.087.1におけるすべてのバグ修正と機能強化のリスト。

ランタイムの変更

  1. 不足している記号をすべてcore.sys.darwin.mach.loader

    これにより、macOS 10.15 SDKのヘッダーと一致するようにモジュールも更新される。


D 2.087.1におけるすべてのバグ修正と機能強化のリスト:

DMDコンパイラのリグレッション

  1. Bugzilla 19295: テンプレートパラメータとして渡されたメンバ関数のアドレスを受け取る際のICE
  2. Bugzilla 20011: [REG] 構造体でもある明示定数のメンバの変更が許可される
  3. Bugzilla 20022: POSIX: extern(C++,namespace) は列挙型に名前空間を適用しない。
  4. Bugzilla 20056: 2.087のDMDセグメンテーションエラー
  5. Bugzilla 20063: テンプレート式をlazy valに渡すとコンパイラがセグメンテーションフォールトを起こす
  6. Bugzilla 20067: [REG2.086]foreachがalias frontを持つ範囲で動作しなくなった

DMDコンパイラのバグ

  1. Bugzilla 930: テンプレートの中のテンプレートがミックスインとして使われる。
  2. Bugzilla 11856: 循環テンプレート制約によるDMDのセグメンテーションエラー
  3. Bugzilla 17828: [ICE] Internal error: ddmd/backend/cgcs.c 352 - CTFE appending to an array on a struct from a template.
  4. Bugzilla 17885: 連想配列からタプルを削除できない。
  5. Bugzilla 19708: 型として"__traits(getAttributes, ...)[...]"を使用できない。
  6. Bugzilla 19950: コンパイル時にアクセス違反が発生する(テンプレート制約とエイリアスによる相互作用の可能性がある
  7. Bugzilla 20019: シンボルが見つからない:macOS 10.15では_dyld_enumerate_tlv_storageが見つからない。
  8. Bugzilla 20025: aliasとコピーコンストラクタを組み合わせると、未定義の挙動になるようだ。
  9. Bugzilla 20035: [ICE] ExpressionPrettyPrintVisitor::visit(IntegerExp*) でのセグメンテーションフォールト at dmd/hdrgen.d:1775
  10. Bugzilla 20039: クラスのオーバーロードのgetMemberとテンプレート化された関数のダブルテンプレートのインスタンス化によるICE
  11. Bugzilla 20042: vectorのCTFEがコンパイラをクラッシュさせる
  12. Bugzilla 20044: opaque structをテンプレートパラメータとして使用するとコンパイラがクラッシュする。
  13. Bugzilla 20045: 偽のエラー:"uint).sizeof"の代わりに整数定数式が期待される。
  14. Bugzilla 20048: [Windows] テスト実行時にプログラムがセグメンテーションエラーになる
  15. Bugzilla 20051: funcリテラルのICEが__traits(compiles)で使用されている。
  16. Bugzilla 20052: SIMD 32 バイトが不明瞭なセグメンテーションフォールトを引き起こす
  17. Bugzilla 20072: [2.087.0] ミックスインテンプレート:some.Type 型のプロパティsomevar がない、some.Type.__anonymous.somevar のことか?

DMDコンパイラの機能強化

  1. Bugzilla 20065: 空のAliasSeqをコンパイル時の配列リテラルに使用できない

phobosのバグ

  1. Bugzilla 16132: std.variant.VariantNがテンプレートのインスタンスを継承したクラスでは動作しない
  2. Bugzilla 19696: ReplaceTypeがエイリアスを使った型転送で型を置き換える。
  3. Bugzilla 19697: ReplaceTypeが自己参照継承のチェーンでコンパイルに失敗する。
  4. Bugzilla 20046: Tが共有値型の場合、someAllocator.make!Tがコンパイルされない。
  5. Bugzilla 20070: [2.087.0] std.conv.toImplが静的配列をinout( T )として使用する際に2つの関数にマッチする。

phobosの機能強化

  1. Bugzilla 19838: RefCountedがmoveEmplaceの純粋性のためにインスタンス化に失敗する
  2. Bugzilla 20043: Tuple.renameがconstで動作しない。

Druntimeのバグ

  1. Bugzilla 20026: pthread_cond_signal/pthread_cond_broadcastがEAGAINを返す間にリトライする
  2. Bugzilla 20049: object.destroyが属性を伝搬しない

このリリースへの貢献者 (24)

このリリースを可能にしてくれたすべての素晴らしい人々に多大な感謝を捧げる。

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